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- 2025.10.15
- 「なぜかクリックされない…」楽天店舗バナー“あるある”な3つの落とし穴とプロが実践する改善テクニック
「なぜかクリックされない…」楽天店舗バナー“あるある”な3つの落とし穴と、プロが実践する改善テクニック
「楽天スーパーSALEに向けて、時間をかけてバナーを作ったのに、全然クリックされない…」
「ライバル店はどんなバナーで集客しているんだろう?」
楽天市場の運営において、バナーは集客の「入口」となる最重要パーツです。
こんにちは! 私たち「マダインターナショナル」は、楽天市場の店舗様の運営サポート(バナー制作、RMS更新、商品ページ制作など)を専門に行っているチームです。
日々多くの店舗様のサポートをさせていただく中で、「クリックされないバナー」にはいくつかの共通した“落とし穴”があることに気づきました。
この記事では、多くの店長が見落としがちな3つの落とし穴と、私たちが実務で実践している具体的な改善テクニックを、Before/Afterの例も交えて徹底解説します。
落とし穴1:情報が「多すぎ」て、結局何も伝わらない
【あるあるな状態(Before)】
1枚の小さなバナーに「お買い物マラソン」「ポイント5倍」「20名様限定」「102時間限定」「500円OFFクーポン」と、伝えたいことを全部詰め込んでいる。

【なぜダメなのか?(解説)】
ユーザーはバナーを0.5秒ほどしか見ません。情報が多すぎると、脳が処理をあきらめ、スルーされてしまいます。
【プロの改善テクニック(After)】
訴求(そきゅう)は「1バナー=1メッセージ」に絞る。
これが鉄則です。
バナーの仕事は「商品を説明すること」ではなく、「クリックしてもらうこと」です。
最も伝えたいこと(例:「クーポンの割引」)だけを大きく見せ、残りの情報(送料無料やポイントなど)はセール会場やヘッダーなどででしっかり説明、または商品名にて訴求しましょう。
落とし穴2:「PC」でしかデザインを確認していない
【あるあるな状態(Before)】
PCの大きな画面でデザインしているため、小さな文字やオシャレな細いフォントを使ってしまう。
【なぜダメなのか?(解説)】
ご存知の通り、楽天市場のアクセスの7割以上はスマートフォンです。
PCできれいに見えても、スマホの実機では文字が潰れて読めず、何を訴求しているか全く分かりません。
【プロの改善テクニック(After)】
常に「スマホ実機」で表示テストを行う。
これは必須の作業です。
テキストは「自分が思う1.5倍」大きく、太くする意識でデザインし、必ずスマートフォンの楽天アプリやブラウザから実機確認しましょう。
落とし穴3:「誰に」向けたバナーか不明確
【あるあるな状態(Before)】
無料素材サイトから持ってきた、無難だが「誰にも刺さらない」汎用的な人物写真を使っている。または、高価なオーガニック食品なのに、安売り感のある派手なデザインになっている。
【なぜダメなのか?(解説)】
「30代の働く女性向け」なのか「50代の男性経営者向け」なのかで、響く色使い、フォント、写真モデルは全く異なります。
【プロの改善テクニック(After)】
ターゲット(ペルソナ)を明確にイメージしてデザインを使い分ける。
- (例1)「30代の働くママ向け」なら、柔らかい色使いと手書き風フォント。
- (例2)「40代のビジネスマン向け」なら、黒や紺を基調とした高級感のあるフォント。
まとめ:バナーを改善して、クリック率を上げよう
今回は、楽天店舗バナーでよくある3つの落とし穴と改善策をご紹介しました。
- 情報は「1つ」に絞る(詰め込みすぎない)
- 「スマホ」で必ず確認する(PC基準で考えない)
- 「ターゲット」を明確にする(誰にでもウケるデザインは無い)
これらを意識するだけで、バナーのクリック率は大きく改善するはずです。
…とはいえ、
「理屈はわかったけど、そんなバナーを毎日作る時間がない」
「イベントの度にデザインを考えるのが正直しんどい」
「そもそもRMSの更新作業が多すぎて、バナーにまで手が回らない」
これが店長様の本音ではないでしょうか。
私たち「マダインターナショナル」は、まさにそうした「あとちょっと手が足りない」を解決する、楽天市場特化の運営サポートチームです。
弊社の「楽天サポートプラン」では、日々のバナー制作から商品登録、特集ページ制作まで、面倒な実務作業をすべて代行します。
店長様は、売上を伸ばすための「戦略」や「商品開発」といったコア業務に集中してください。